いよいよ妊娠後期に入ります。ママのおなかはさらに大きく重くなります。
手足のむくみや腰痛、静脈瘤など体のトラブルが多くなるため無理をしないようにしましょう。
妊娠後期は、下大静脈が子宮に圧迫されるため、血流が滞って手足がむくみやすくなったり、
静脈瘤ができやすくなったりします。またおなかが張る回数が増えます。
むくみについて
妊娠中は体内の水分量が増えるので、むくみを感じるママは多いでしょう。
むくみは、血液中の水分が血管の壁から染み出てきて、皮膚の下にたまった状態です。
夕方以降にむくみが生じても、翌朝引いている程度の症状なら、生理的な範囲内なので心配はいりません。
水分はきちんととり、塩分を控え、トイレにこまめに行き、よけいな水分をだすようにしましょう。
おなかが張る回数が増えてきます
妊娠後期になると、生理的におなかが張りやすくなり、張りの回数も増えてきます。
おなかが張るというのは痛みがなく、おなかが少し固くなる状態をいいます
歩いたり動き回ったりしたあとはとくに張りやすいので注意を。
妊娠後期になると1日に何回か張ることがあります。
そのときは、横になって安静にするとほとんどの場合はじきに張りがとれます。
おなかの張りが治まれば問題はないでしょうが、安静にしても周期的な張りが続く場合や、
出血・痛みを伴う場合などは、早めに受診をしましょう。
まとめ ママの体の変化
・子宮底はおへそとみぞおちの間くらいまで上がります。
・腰痛や便秘の状態がひどくなったりします。
・おなかが張りやすくなってきます。
・手足がむくんだり、静脈瘤ができやすくなります。
