妊娠7カ月【24～27週】お腹の赤ちゃんの成長

赤ちゃんは自分で向きを変えられ、羊水の海で遊泳中です。
活発に動いていることもあり、羊水の中で向きを変えて、さかごになったり
戻ったりしています。このころは羊水量と赤ちゃんの体の大きさとのバランスが
よいため、自由に姿勢を変えています。
胎盤に厚みがあり、ヘその緒の付着位置が胎盤の中央寄りであると、
赤ちゃんに十分な栄養が届きやすいでしょう。

感覚器官の発達によりママの心臓の音や声などがしっかり聞こえ、
ママの高い声、パパの低い声と判別できるようになります。
また、へその緒も太く成長しています。成長するにつれ、
へその緒は太くなりますが、長さと太さには個人差があります。

脳の大脳皮質が発達し、体を大きく伸ばしたり、体の向きを変えたりと
より人間らしい動きができるようになります。
また、股間に見える外性器から、男の子のシンボルが写ることもあります。
25週以降に性器が見えて、赤ちゃんの性別がわかることも。
このころは、推定体重や部位のバランス、赤ちゃんの動きから発育や元気さをチェック。
羊水量が正常な範囲かも確認されます。

五感の中でゆっくり発達するのが視覚ですが、妊娠27週ごろになると、光の明暗を感じるようになります。
また、女の子である印が見える場合も外陰部を表すリップサインは女の子の印。
足を組むなど赤ちゃんのポーズにより性別はわからないこともあります。
産院の方針で教えないところもあるそうです。