妊娠5カ月【16~19週】お腹の赤ちゃんの成長

産前・産後

赤ちゃんの皮膚を保護する「胎毛」と呼ばれる産毛が全身に生えてきます。
赤ちゃんの骨はやわらかい軟骨ですが、丈夫になり、筋肉がついてきます。
皮下脂肪がつき始めるのもこのころ。
そのため、体の動きが少しずつ大きくなってきます。
また、前頭葉や神経が発達してきて自分の意志で手足を動かしたり
羊水の中で元気に動き回ったりできるようになります。

妊娠16週の赤ちゃん

羊水の中で、口を開けたり閉じたり…
赤ちゃんは、羊水の中で口を開けたり閉じたりしています。
また、手を口元に持ってくるなどのしぐさをしていることも。
おなかの赤ちゃんは羊水の中で、さまざまな動きをしています。
検査方法が経腹超音波に切り替わり、赤ちゃんの成長具合や運動状態、
器官の異常などをチェックします。
その他、胎盤が子宮をふさいでいないか、羊水の量に問題がないかも
合わせてみます。

妊娠17週の赤ちゃん

ふっくらとした体つきに加え、指や顔などのこまかいパーツがわかれ、
筋肉と神経が発達し、手足の動きも活発になります。
肩などがしっかりしてきて手足の動きが複雑になってきたのは、筋肉と神経が発達してきた証し。
赤ちゃんが伸ばした手足が子宮壁に触れることで、やがて胎動を感じるようになります。

妊娠18週の赤ちゃん

関節がわかるほど骨格も成長してきます.
眉毛やまつ毛も生えてきて、目を動かす様子が超音波でキャッチできることもあります。
赤ちゃんは普段手を握っていることが多いので、手の断面は丸く写ることが多いでしょう。

妊娠19週の赤ちゃん

全身が写るのは18~19週ごろまで
上あごの骨が成長し、白く鮮明に確認できました。
へその緒や体の一部も見えますが、断面なので丸く写ります。
体格が大きくなり、超音波で全身が写るのは18~19週ごろまでです。


妊娠5ヶ月ごろの赤ちゃん

[身長] 約25cm
[体重] 約280g
[重さの目安]グレープフルーツ1個くらい