妊娠2カ月【4~7週】ママの体

産前・産後

妊娠が判明し。ママの体は急激に変化します。
月経の遅れや体調の変化、月経が1週間以上遅れ、妊娠の予感が高まるころです。
まだ妊娠に気づかない人も多い時期ですが、月経周期がはっきりしている人は妊娠判定薬
などで妊娠がわかるころです。月経の予定日のころに、月経の始まりのような少量の出血
(着床時出血) が起こる場合もあります。妊娠中の出血は注意が必要なことも多いので自己判断
しないで、できるだけ早く受診をするように。この時期はおなかの赤ちゃんの器官が形成されて
いるので、安易に薬を飲まないようにしましょう。

胸がムカムカしたり、食欲がなくなってきたり、個人差がありますが、早い人ではつわりの症状で
妊娠に気づくケースもあります。

女性ホルモン(黄体ホルモン)が盛んに分泌されるため、体がだるく熱っぽくなり、一日中眠けを
訴える人も少なくないでしょう。体を動かすと、いつもと体調が違い、あらためて妊娠している
と実感できるでしょう。妊娠しているなら、赤ちゃんは今、1個の受精卵からヒトとしての形態と
器官をつくるために、急ピッチで成長中。ママの体や心にも変化があって当然です。
おなかの見た目の大きさに変化はありませんが、子宮はひと回り大きくなって前方の下側に
位置する膀胱を圧迫するため、トイレが近くなる場合もあります。また、ごく初期から乳房が
張ってきたり、乳頭が敏感になったりするママもいます。

ママの体の変化

・吐き気や食欲の変化など、つわり症状が見られる。
・生理の予定日ごろに出血する人も。
・だるさを感じる。
・子宮がひと回り大きくなり、頻尿になる。
・乳房が張る。

妊娠?っと思ったら気をつけたいこと

栄養バランスのとれた食事を心がける
まずは食生活の見直しをして。鉄分やカルシウム、たんぱく質は積極的にとりたい栄養素です。

カフェインを含む飲み物は摂取量を減らしノンカフェインに
妊娠中のカフェインの過剰摂取はNG。コーヒーなら1日1杯。紅茶なら1日2杯程度なら。
最近はノンカフェインドリンクが増えてきているのでこの機会に試してみるのもOK。

タバコとお酒はやめる
タバコは胎盤機能不全や胎児や流産のリスクを高める可能性があります。
アルコールは脳や中枢神経への影響など、赤ちゃんへの危険なリスクを高める可能性がある為
早めにやめましょう。

市販薬は自己判断で飲まないようにする
妊娠の可能性があるときは、妊娠中に避けたい成分が含まれている可能性もあるので
市販薬は避けましょう。必ず医師や薬剤師に相談してから服用しましょう。

つわりをうまく乗り切ろう

つわりとは妊娠判明前後から、胃のムカムカや食欲不振など、消化不良など、妊娠初期に起こる
不快症状のことです。つわりの症状と程度は個人差がありますが妊娠5週目位から始まり、10週ごろに
ピークを迎え、16週ごろに終わります。
つわりの原因は諸説ありますが、赤ちゃんをはぐくむため、体の中で大きな変化が起こっていることは確か。
「ママになるための最初のハードル」なので、リラックスして過ごしましょう。
つわりの症状と程度は個人差があると言いましたが、まったくない人もいれば、中期に入ってもおさまらない人や
出産まで続く人もいます。
自分のつわりのタイプを知って、つわりの時期を乗り切りましょう。