いよいよお産は目前。赤ちゃんが下がってきて体はお産の準備を始めます。
赤ちゃんは、体の機能が十分に成熟してきて、いつ生まれても大丈夫な状態です。
お産入院するための持ち物を再チェックをしましょう。
診察券や母子健康手帳・保険証などの必需品は、いざというときにあわてないように置き場所を
決めておきましょう。
また病院でお産の流れの説明や説明書をもらっていることと思いますので、再度、目を通して
確認をしておきましょう。
胃もたれや動悸、息切れが軽くなります
臨月(妊娠10カ月)に入ると、みぞおちに達していた子宮底が徐々に下がり始めます。
赤ちゃんも骨盤のほうに下りてきます。動悸や息切れが解消され、胃に少し余裕がでてきて
おなかがすきやすくなることも。しかし、体重が増えすぎると、妊娠線ができやすくなったり、
産道に脂肪がついて難産になりやすくなります。
出産を終えるまで食べ過ぎないように体重のコントロールをしましょう。
頻尿や便秘がひどくなったり、恥骨に痛みも
子宮の下側に位置する膀胱への圧迫は強まるので、頻尿や便秘がひどくなるケースも。
お産が終わるまで続く場合が多いでしょう。
また、赤ちゃんが骨盤の中に下りてきて周囲を圧迫し、恥骨や足の付け根あたりも押され
つるような痛みが出ることもあります。
骨盤内に入った赤ちゃんは動きが制限されるため、胎動をあまり感じなくなる人もいます。
お産の始まる徴候が確認されることも
お産が近づくとおりものの量がふえたり、周期的なおなかの張りや腰痛があったら
本格的な陣痛の前ぶれとして前駆陣痛を感じることも。
前駆陣痛やおしるしがあっても、赤ちゃんがすぐに誕生するわけではないのであわてないように。
リラックスして赤ちゃんを迎えられるように過ごしましょう。
また、破水が起きた場合はすみやかに産院に連絡をしましょう。
まとめ ママの体の変化
・みぞおちまであった子宮底が徐々に下がり胃に余裕が。食べ過ぎには注意。
・動悸や息切れの症状が軽くなります。
・膀胱や直腸が圧迫され、頻尿や便秘がひどく、足の付け根や恥骨が痛みます。
・おりものがふえたり、前駆陣痛がおきたりします。