生後7~8ヶ月 みんなの疑問 Q&A

生後7-8カ月みんなの疑問 産前・産後

最初に生える歯が前歯ではなく、横の歯から生えてきました。

歯は一般には、6~8カ月ごろ前歯の下の2本がほぼ同時に顔を出します。
8~10カ月ごろ上の歯が2本出ます。その後3才頃までに乳歯20本が生えそろうと言われています。
歯の生える順番や時期は個人差が大きいので、一般的な順番でなくても大丈夫です。
いずれの順番でも生えそろいます。

ひざの上に立たせて遊んでも、ぴょんぴょんはしません。

遊びの紹介などでひざの上に立たせると喜んでぴょんぴょん跳ねる赤ちゃんがいますが、そうした動きに関心を持たずぴよんぴょんしない赤ちゃんもいます。単に赤ちゃんの好みや、個性の問題なので心配しなくても大丈夫です。   
発育的にはこの時期、おすわりやはいはいができるようなら、心配しなくても大丈夫です。
足の筋肉の発達が遅いなどの問題はありません。別の遊びで赤ちゃんと触れ合いましょう。

私は花粉症です。赤ちゃんにも花粉症はありますか?

ママやパパが花粉に対するアレルギーがある場合その赤ちゃんも、花粉症になりやすい傾向があるようです。症状が心配な場合は花粉がよく飛び散る季節は散歩を控え短めにする。
外から帰ったらコートや帽子などについた花粉を振り払うなどまた、布団を長時間外に干さないなどの工夫も大切です。

赤ちゃんは基本平熱が高いと聞きます。しかし平熱がどれか分かりません。
どう測ったらいいですか?

午前中の機嫌のいい時に脇のしたや首のまわりに体温計を当て静かに測ります。
いつも同じ時間帯に測りましょう。そうすることで平熱が把握できます。
耳で測る体温計も市販されていますが角度の調整が難しく、また正確に測れないこともあるので
注意を。
時間帯も重要です。朝よりも夕方のほうが0.5~1度くらい高めにでます。
測る時間帯がばらばらだと、平熱の平均がわかりずらいのはそのためです。      

人見知りしないと発育上、問題がありますか?

個性なので心配する必要はありません。人見知りの激しい赤ちゃんもいればほとんど人見知りをせず知らない人にも二コニコ笑顔でいる赤ちゃんもいます。人見知りは個人差が大きいものなので、心配は無用です。人見知りしないのは生まれつき愛想がよくて、人とつき合うのが好きな性格なのでしょう。発育上は何も問題ありません。

私への後追いが激しくて、困っています。

ママはいつもそばにいてくれて、自分にとって「特別な人」だと認識できている証拠です。       
後追いが激しいのは、赤ちゃんにとって「特別な人」であるママの姿が見えないと不安になるからで、心が順調に発育している証拠です。
ママがいないことで赤ちゃんが感じる不安を取り除いてあげられるよう、なるべく早く用事を済ませ、赤ちゃんのそばへ戻りましょう。後追いは、発育のステップです。

初めての場所に連れて行くと泣き出します。

赤ちゃんにとって一日の大半を過ごす家は、最も気持ちが落ち着く場所です。そのため慣れない場所に行くと緊張したり、不安に感じたりするのでしょう。人見知りと同様です。
初めての場所に戸惑っているので、優しく話しかけながら、少しでも緊張を解いてあげましょう。

赤ちゃんの横で夫婦げんかは、悪い影響がありますか?

ママとパパが大きな声でけんかすると赤ちゃんは、いつもと違う様子に不安を感じたり、
泣き出したりすることもあります。
これが、何度も重なると、心に影響を与えることも考えられます。
けんかを避け、気持ちをきちんと伝える工夫をして、話し合いで解決しましょう。

生活・お世話

何でも口に入れてしまいます。

口に物を入れるのは、赤ちゃんにとって比較的感覚が敏感な口の中で、物の形やかたさなどを認識するためだと言われています。
この時期は、はいはいで動き回る赤ちゃんも増えてきます。 誤飲事故を防ぐために、赤ちゃんの手の届くところに、小さなものを置かないようにしましょう。目安はラップの芯(直径約30mm)を通る小さいものを置かないようにする事です。
また誤飲事故を防ぐためには見守りが必要なので、動き回る時は目を離さないようにしましょう。

授乳中、乳首をかまれます。

おなかがいっぱいになって満足したら赤ちゃんは遊び飲みを始めます。その時、乳首をかむことが多いようです。遊び飲みを始めたら、授乳を切り上げるのも一つでしょう。
赤ちゃんに「痛いからやめてね」と目を見て真剣に話したら気持ちが通じた。という経験をした
ママも多いようです。怒らずに、話しかけてみましょう。

離乳食が、かたくて粒が大きいと食べてくれません。

そろそろ離乳食に慣れてくる頃です。
舌と上あごでつぶすような口の動きが見られる頃でもあります。
自然と粒が大きなものも食べられるようになるので、離乳食は赤ちゃんの発育の様子に合わせて進めて下さい。無理強いをしないで少しずつかたさや粒の大きさに慣らしていきましょう。
まだ栄養の7~9割は、おっぱいやミルクから十分に補給できているので、食べないからといって無理強いしないで慣らしていきましょう。