生後5~6ヶ月 赤ちゃんとのコミュニケーション

生後5-6ヶ月赤ちゃんとのコミュニケーション 産前・産後
この月齢の遊びのポイント

・動きを誘ってやりとりを楽しもう
・体の部位への関心を触れ合い遊びに
・外遊びは、いちばんワクワクする時間

ボールで寝返り

欲しいものがあると、自分から手を伸ばし、つかみ、なんでもなめて確かめたい赤ちゃん。
うんと手を伸ばしたときに、触れそうな位置にボールを見せてみて。 
赤ちゃんは一生懸命取ろうと頑張ります。 その姿を見て応援してみて下さい。。
はずみで、ゴロンと寝返りができた瞬間は、おもしろさを発見する瞬間となります。 
遊びに取り入れてみましょう。

寝返りができたら、いっぱいほめてあげましょう
手を伸ばした流れで寝返りができる事があります。取りたかったものが取れたときは、すごくうれしくて意欲が育ちます。
いっぱい、ほめてあげましょう。

何でも舐めちゃう赤ちゃん、安全なおもちゃとは?

形、強度、素材、塗料などの面で安全基準をクリアすると日本のおもちゃにつけられる
STマークや、欧米のCEマークがついたものを。
素材が不明の外国製品は避けたほうがいいかもしれません。

ポイント

主役は赤ちゃん。親はヘルプからサポートへ
寝返りなどはさせようとしてできるようになるのではありません。

実際、寝返りをあまりしない赤ちゃんも。赤ちゃんは自分の力を自分で発見して育っていくと認識しておくと、この先もよりよい親子関係に。

バリエ

パペットを使って、やりとりを楽しく。
赤ちゃんを誘うときに、パペットを使ってやりとりしても楽しいもの。
より好奇心がわいて、体を動かす遊びに楽しく誘えます。

お顔タッチ遊び

この頃の赤ちゃんは、体の部位にも興味がわいてきます。 ママ・パパの顔をじーっと見ていたり、
また、手を伸ばして触ろうとします。
そんなころは、赤ちゃんと、お互いの顔や目、鼻、口、手などを触り合ったりすると、とてもおもしろがります。向かい合って、お鼻やおでこをくっつけ合うのも楽しい遊びです。 
顔のくっつけっこで触れ合いいっぱい。「お鼻ツンツン」「おでこコンコン」など楽しい声かけを一緒にどうぞ。

赤ちゃんが声を出しているとき、赤ちゃんの口に手を当てて「アワワワ」と言わせてみて。 
そんな遊びをしているうちに、そのうち自分で「アワワワ」としだすかもしれません。 また、
ママ・パパのロに手を当ててきたら「アワワワ」じゃない言葉を言ってみても喜ぶと思います。

言葉遊び(繰り返し)

言葉の繰り返しに反応を示します。 「もこもこもこ」「くるくるくる」など、音のリズムが楽しい
擬音が出てくる絵本やシンプルな言葉遊びの絵本を選び、ママ・パパも声色や顔の表情を思いつきで、いろいろ変えて読むと楽しいでしょう。
「ダダダ」「バババ」などの喃語が出てきたら、「おもしろいね」「上手だね」と話しかけてあげて。言葉のやりとりが楽しいと教えてあげて下さい。

ベビーカーから降りて前向き抱っこ。

ふにゃふにゃとマシュマロみたいな、赤ちゃんも、しだいに体つきがしっかりしてきます。時には、
散歩に出たらベビーカーから降ろして前向き抱っこで、いろいろなものに触れたり、公園の遊具にも
触れてみましょう。 いつもと違う視界にワクワクします。

布団の中で長い時間を過ごしてきた、この頃の赤ちゃんは、公園に行くと今まであまり触れていない感触のものが見つかります。木の幹のざらざらした感触や花や葉っぱ。 外にはきれいな色の花や、いろいろな形の葉など、赤ちゃんの好奇心をくすぐるものがいっぱいです。
赤ちゃんが手を伸ばせば届くようにして、一緒に触ったりときには引っ張ったりさせてあげて下さい。

また、しっかりと体を支えながら、公園の滑り台の途中に座らせてみて、いつもと違う視界に嬉しくなるものです。 公園遊びは発見がいっぱいです。