生後4~5ヶ月 赤ちゃんとのコミュニケーション

生後4-5カ月赤ちゃんとのコミュニケーション 産前・産後
この月齢の遊びのポイント

・五感への刺激を楽しみ、遊びで感覚を育みましょう
・ママ・パパのひざの上で体遊びをしましょう
・一人遊びを見守る時間も大切に

赤ちゃんの五感を、身のまわりにあるもので刺激してあげましょう。 遊びの中で見たり、聞いたり、触ったりして、感覚を刺激し五感を伸ばしてあげましょう。五感を刺激すると、赤ちゃんはとても楽しく感じますし、心が豊かに育まれていきます。
また、この頃は、一人遊びをする時間も大切にし見守ってあげましょう。 子供は、ママやパパとの触れ合いも大好きですが、おもちゃをなめたり音を鳴らしたり、1人で遊ぶことも楽しむようになってきます。そんなときは、じっくり自分の世界をはぐくんでいる最中ですので。
声をかけず、危ないことをしないかだけ注意して、見守ってあげて下さい。

手の届きそうな所へ

見えたものや、音が聞こえたものに興味を示すと、手を伸ばして掴もうとする、かわいい行動が見られるようになってきます。
手の届きそうな所へ子供の好きそうなおもちゃ(ガラガラやぬいぐるみ)を置いて音を鳴らして
誘導してみて下さい。
自分で手を伸ばし、握ったもので、音を出す楽しさを体験させてあげましょう。
触ると音の出る仕掛けがある、プレイマットやプレイジムなどは1人でも楽しめます。

カーテンを使って「いないいないばぁ」

カーテンに隠れてママやパパが「ばぁ!」と顔を出す遊びをしてみましょう。 
最初はきょとんとしていても、何回かすると「ばぁ」のたびに喜びます。
目の前にいたママ・パパがいなくなり、また見える喜びをとてもおもしろく感じて飽きません。 
子供の好きな遊びは、繰り返し遊んであげましょう。
タイミングや声の高さ、速さ、間の置き方などを変えて変化をつけると、より楽しく
感じるみたいです。遊んでいるうちに、近づこうとして、赤ちゃんの腹ばいの練習にもなります。

レジ袋をカシャカシャ

なぜかは不明ですが、レジ袋のカシャカシャという音に、多くの赤ちゃんは興味を示します。
袋を丸めたり広げたりして、カシャカシャと鳴る不思議な音を聞かせてあげましょう。
使ったレジ袋は遊んだあとは赤ちゃんの手の届かない場所へ片づけましょう。
レジ袋だけでなく、身近なもので簡単に遊ぶことが出来ます。 
遊びがその子向きかどうかは、機嫌を見ればわかるので、赤ちゃんの個性にあった遊びを
探してあげましょう。
喜び方にも、個性が出ます。よく笑う子、楽しさを表現には出さない子など反応もいろいろ。

おひざの上に立たせてピョンピョン

首もすわり、脚の筋肉もだんだん発達してくるころなので、ママ・パパのおひざの上で、
体を使った遊びも楽しくなってきます。
両わきをしっかり支えて、ひざの上に立たせ、体を起こすと、今までの視野とは違って、
赤ちゃんも楽しいようです。「ピョンピョン」と軽く上下に動かします。 
慣れてくると、そのうち自分からピョンピョンする子もいます。

抱っこの状態からの遊び

たて抱っこした状態から、片方の手で下半身、もう一方の手で背中や首の後ろをしっかりと支え、
赤ちゃんの頭を少しずつ外側に倒して行きます。
この時、赤ちゃんの体が不安定になるので十分に気を付けて下さい。 赤ちゃんは、見慣れたパパの胸から天井へと視界の変化を楽しみます。

起き上がりこぼし

仰向けに寝かせた、赤ちゃんの腕を優しく持ち、ゆっくりと上体を引っ張り上げてみましょう。そしてまたゆっくりと力を抜き、寝かせていきましょう。これを繰り返して遊びます。 
腕を無理やり引っ張ると危険なので、やさしく行いましょう。手軽に遊べるので一度試してみてね。

おひざの上に座って

体操座りのママ・パパの太ももの上に、赤ちゃんを乗せた状態から、両わきをしっかりと支え、
軽く体を持ち上げて上下に動かします。動きに強弱をつけると楽しいですよ。 
また、体操座りのひざをゆっくりと伸ばしたり、また曲げてみたり、ひざの上でシーソーのように遊びます。「ギッタン、バッコン」とシーソーごっこが楽しめます。