生後11ヶ月~1歳0ヶ月 みんなの疑問 Q&A 産前・産後 2022.06.022023.09.29 離乳食を、かために調理すると便秘ぎみになります。 A:この頃の離乳食は、歯ぐきでつぶせる、バナナのかたさが目安です。 便秘の予防には、食材をやわらかくするよりも、水分を多めにとるほうが効果的です。 また柑橘類やトマト、きゅうりなど水分の多い食材やスープ煮を与えてみると 野菜から水分も取れて良いでしょう。 バターや油などの油脂も、少量取り入れてみましょう。 好き嫌いが多いです。 A:食べ物の好みが増えてくる頃。 パサパサしている食材や、匂いや酸味の強いものなどを苦手とする赤ちゃんも多いようです。 ただし、その好みは案外短期間で移り変わるもの。 時間をおいて、目先を変えて数日後にチャレンジしてみましょう。 すぐに嫌いと決めないで何度も再チャレンジしましょう。 あまり噛んでいる様子がありません。まる飲みしているみたいです。 A:かたすぎて噛めない場合と、逆にやわらかすぎて噛む必要のない場合、 まる飲みをしてしまいがちです。かたさや大きさを見直してみましょう。 歯ぐきでかんでもらうためには、食材を角切りにするばかりではなく、 薄切りや前歯でかみ取る形にするのもおすすめです。 また、ママが食べているところを見せましょう。 そうすると、マネして噛んでくれるでしょう。 小食です。3回食に進めても大丈夫ですか? A:1日の栄養の70%程、離乳食からとりたい時期です。 授乳の量や回数が多すぎたりしてませんか? 果汁やお菓子を与えすぎてませんか? 離乳食以外の食事の量を見直して見ましょう。 小食の子なら、3回目の食事は、ほかの2食の半量くらいから始めるとスムーズでしょう。 風邪をひきやすいみたいです。体が弱いのですか? A:ママからもらった免疫が切れてくると、風邪などの病気にかかりやすくなるものです。 また、外出が続いたり、疲れがたまると風邪の誘因にもなります。 生活全般を見直すことも必要です。 また、保育園などで集団生活をしている赤ちゃんは、次々に病気にかかることもあります。 病気を繰り返すことで、体が強くなっていくという面もあります。 発育の過程ですので前向きに捉えましょう。 あまり心配なようでしたら、病院で相談しましょう。 最近、身長が止まって、伸びていないけど大丈夫ですか? A:この時期は、身長の伸びが緩やかになるのが普通です。 身長は一定のスピードで伸びるわけではないので、緩やかに伸びる時期なのでしょう。 比較的、段階的に伸びていく赤ちゃんもいますので、個人差が大きいと言えます。 元気で食欲があれば心配はありません。 発育曲線の帯に沿ってカーブしていて、元気で機嫌がよく、食欲もあれば問題ないでしょう。 よく目をこすります。病気ですか? A:さかさまつげや、結膜炎の可能性があります。早めに、眼科で診てもらいましょう。 水分の多い赤ちゃんの顔ははれぼったく、まつげが内側に向きやすいため、 さかさまつげになりやすいです。 結膜炎などを起こさないように、目をこすらせないよう気をつけて。 チャイルドシートに座らせると嫌がって泣いてしまいます。 A:赤ちゃんの安全を守るためのチャイルドシートです。 今日だけは大丈夫だと思わないで、付ける事を習慣づけましょう。 法律でもチャイルドシートの着用が、義務づけられています。 万が一の事を考え、泣いたからといって、あきらめてはいけません。 チャイルドシートに座らない限り発車させないなど、 車のお出かけには絶対に必要なものだとわからせましょう。 いたずらばかりするので、困っています。 A:赤ちゃんにとってはいたずらではなく、遊びです。 大人にとってはいたずらに思えても、赤ちゃんには楽しい遊びなのです。 まずは危険なものは遠ざけ、安心できる環境をつくってあげましょう。 安全な環境の中なら、ある程度はのびのび自由に行動させることも大切です。 赤ちゃんの好奇心と意欲が育つのを見守ってあげましょう。