シールはがし
こんな事でも、指先の運動になり、遊びになります。
1歳が近づいてくると、指先はいっそう器用になっていきます。
例えば、フローリングの床などに、ビニールテープを切ったものやシールをはると、
つまんではがそうとします。
まだ上手につまめなければ、テープやシールの片隅を少し浮かせて、
つまみやすくすると良いでしょう。
はがしたシールやテープを口に入れないよう、目は離さないで下さい。
小さなシールやテープはのどに詰まることがあります。
口に入れないことだけを注意すれば、赤ちゃんの集中力も養われますし、指先の発育を促します。
指先合わせ
赤ちゃんとママの人さし指同士を、互いに寄せ合い、つんつんと合わせてみましょう。
意外に難しいので、逆に夢中になれます。待合や外出時など、
おもちゃも要らないので、どこでも遊べるのがメリットです。
形はめパズル
おもちゃとして、長く支持を得ている遊びに形はめパズルがあります。
慣れないうちは、形はめパズルに、ママ・パパが形を合わせ、はめてあげておいて、
最後のひと押しを赤ちゃんに任せてみましょう。
ストンとはまる、パズルに楽しみを覚えるものです。
知らないうちに、一人で出来るようになりますよ。
ピンポン玉をつかんで
1歳ごろの赤ちゃんの手には、ピンポン玉の大きさがぴったりです。
つかむ練習にピンポン玉が最適です。
つかめるようになったら、空き容器に入れる遊びも楽しいでしょう。
つかんで移すくり返しが集中力を養います。
赤ちゃんが指さす方向を一緒に見て
赤ちゃんの指さしは、言葉の一つで、興味のあるもの、欲しいものを指さして表現しています。
この時、指さす方向を赤ちゃんと一緒に見て「○○だね」「欲しいの?」と
声を代弁してあげることが大切です。親子の信頼関係は大きく育ちます。
積み木
昔からある「積み木」は、適度な重みがあり、積みやすい上、木の温かみもあり、
子供にぜひ遊んでもらいたい代表的なおもちゃです。
積み木を与えると、ママやパパは、積んでいくと思っているかもしれませんが、
初めはほとんど出来ません。
2段積むのが出来るかどうかです。初めは、ママやパパが積んで子供に見せて下さい。
積んだ積み木を、崩す遊びをさせてみて。崩す方は簡単で、気持ちも発散でき、楽しいものです。
赤ちゃんは崩すことも遊びなのです。
ママ・パパが積み上げた積み木を思いっきり崩させてあげましょう。
それを何度も繰り返していくうちに、積まないと崩せないことに気づきます。
次第に、自分でも積みだすはずです。
最後に、箱にしまうときは、ママ・パパとパズル遊びにもなります。 おすすめのおもちゃです。
新聞紙ビリビリ
要らなくなった新聞紙でも、遊びになります。新聞紙を破る遊びで指先の発育を。
破りだしが少し難しいので、ちょっと破ってあげると、簡単に破りやすくなります。
破るだけじゃなく、グシャグシャにしたり形を作ったり、自在に変形するので想像力もつきます。
自分の力を感じてウキウキです。
新聞紙を丸めてボール状にし、ビニールテープで巻けば、新聞ボールの出来上がり。
箱に投げ入れて遊んでも。
ボール遊び
ボールを投げる動作は、全身を使う運動で、複雑な体の動きが必要です。
また、バランスも育まれます。
ボールがはねて、転がってと動きも楽しめるので、こどもが夢中になる遊びのようです。
最初はママ・パパとやりとり遊びの延長で遊んでみましょう。
お互い向かい合って床に座ってボールを転がしながら始めましょう。
慣れてくれば、軽くはずませたり、ボールの動きを楽しんでみて下さい。