生後10~11ヶ月 赤ちゃんの成長

産前・産後

体:つかまり立ちが上手になり、伝い歩きを始める子もいます

多くの赤ちゃんがつかまり立ちをするようになります。
慣れてくると、手を離したりしゃがんだりするようになります。

テーブルなどに手をつきながら、伝い歩きをする赤ちゃんもいます。
最初は両足の動きがぎこちなく、動作がゆっくりになってしまうので、一旦しゃがんで、
ハイハイで移動する事も多いです。

つかまり立ちや伝い歩きを始めるようになると、転倒により一層の注意を払いましょう。
目を離したすきにつかまり立ちして、バランスを崩して転倒など、日常的に起きるようになります。

赤ちゃんのスペースには、クッションマットを敷いたり、ごっつん防止リュックなども効果的です。
バランスを崩した際に机の角でぶつけてしまう事もありますので、机の角にクッションをつけておくなど対策をしておくとより安全です。

体:自分で食べたいという意欲が増し、手づかみで食べようとします

手と口の動きが連動するようになり、自分で食べたいという意欲が増します。
その為、手づかみで食べようとし始めます。
手で食べる指の動きは、スプーンやフォークを使う動作のもとになるので、パンやフライなど
手づかみでも食べやすいメニュー夜用意してあげるとよいでしょう。


体:指の使い方がさらに上達。細かい動きが出来るようになります。

引き出しを開けたり、ティッシュを引き出したり、シールをはがしたりなど
指使いがさらに上手になり、細かい動作を行う事が出来るようになります。
トイレットペーパーが全部引っ張り出されていた・・・なんてイタズラされる日も近いです。

左右の手を連動させられるようになりますので、両手に持った積み木をカチカチなんて遊び方も出来るようになります。


心:言葉に合わせて大人の真似をするようになります

声をかけるだけで、大人のしぐさのマネが出来るようになります。
これも興味がある子とない子の差があります。
マネが出来なくても気にする必要はありません。
記憶力が発達してくるので、予防接種の後にお医者さんを見ると泣き出したりする事もあります。


心:興味のあるものに手や指をさすようになります

泣いて自分の意志を伝えるという事が、少しづつですが減ってきます。
興味のあるものを触ってみたり、指で指し示すようになります。
言葉の理解がさらに深まり、「パパにバイバイねー」というと手を振ってみたりします。
つかまり立ちや伝い歩きによって行動範囲が広がり、より好奇心旺盛になります。

立ち上がる事で視界が広がり、手を伸ばせば届く範囲が広がりますので、誤飲につながりそうなものは
特に注意して保管するようにしてください。

誤飲につながる注意したいもの
・乾電池
・薬
・ハサミやカッターナイフなど鋭利なもの
・クリップや画びょう、ピンなど
・タバコ