生後1~2ヶ月 赤ちゃんとのコミュニケーション

産前・産後
この月齢の遊びのポイント

    ・いろいろなシーンでスキンシップ
    ・じっと見ることも遊びに
    ・お外の光や空気を体験しよう

  この時期は、赤ちゃんが周囲への興味を持ち始めます、メリーの音をじっと聞いたり、
  ガラガラであやすと反応したりすることもあります。
  また、ママやパパの表情の変化をよく見ているので、やさしく声をかけながら、
  笑顔でお世話をしましょう。
  抱っこや、体に触れられるのも大好きなので、
  ぜひ赤ちゃんとのスキンシップを楽しんで下さい。
  授乳中や抱っこの時などに、赤ちゃんからママに触れてきたときには、
  「なあに」「ママはここよ」と笑顔で声をかけてあげましょう。 

 赤ちゃんのおなかで音を出して

  赤ちゃんのお腹に口を当て、息を吹きかけてブッブーと音を出してみます。
  この遊びは、肌からの刺激や体で感じる響き、
  そしてママ・パパとの楽しい触れ合いがあり、赤ちゃんが大好きな遊びの一つです。
  心や脳を刺激するスキンシップで、楽しい刺激は、脳や心を豊かに発達させると言います。
  くすぐったさ、音のおもしろさ、親子の一体感があり、パパにお勧めしたい遊びです。

 指でおさんぽ、こちょこちょ遊び

  赤ちゃんの体をお散歩するみたいに、おなかやわき腹、足の裏など、指先でくすぐります。
  笑顔で話しかけながら刺激してみて。
  赤ちゃんが楽しくなるコツは、ママ・パパが楽しむことです。楽しさは伝わるものです。
  ママ・パパも楽しんで笑っちゃおう

 おむつ替えの時も

  おむつ替えや着替えのときなども、スキンシップのチャンス。
  赤ちゃんの足を軽くさすったりのびのびしたり。
  おむつ替えを嫌がる赤ちゃんもついつい笑ってしまいます。

 明るく目立つ色のおもちゃで遊びましょう

  生まれたころは、30cmほど先がぼんやり見える程度だったのが、
  見ることで視力が少しずつ発達していきます。
  赤色など明るい目立つ色のおもちゃを見せると、わかりやすく楽しめますよ。
  3~4ヶ月ごろになると、ゆっくりおもちゃを左右に動かすと、
  目で追いかけられるようになるので、ゆっくりと、育んでいきましょう。
  表情からは、わからなくても、赤ちゃんはじっと見るものが目の前にあることで
  刺激を受けています。
  刺激がいいからと、一度にあれもこれもと欲張ると、
  赤ちゃんの脳は疲れてしまいますので、1つのおもちゃでゆっくり楽しみましょう。

 窓を開けて外を見ながらお話

  外には五感を刺激するすべてがそろっています。
  鳥の鳴き声、日の光、風の音、におい、葉っぱの揺れなど、
  外気浴や空気を入れ替えるときに、抱っこして外の様子を見せてあげたいですね。
  ママ・パパがその時、気づいたことを話しかけてあげるだけで、興味をわかせられます。
  特に葉の緑など自然のものは、やさしく五感を刺激してくれます。
  また、朝の光を浴びれば生活リズム作りにもなります。
  まだ昼夜の区別がついていませんので、生活リズムをつけていくための
  一番の方法は、朝の光を浴びることです。