この頃の赤ちゃんは、特別なおもちゃはあまり必要ありません。
安らぐのはママやパパのやさしい声やスキンシップ
皮膚の刺激にも敏感で、やさしく触れられたり抱っこされたりすると、
赤ちゃんは心地よい気分になります。
また、大人が赤ちゃんに話しかけるときに自然に発する、
少し高くてやさしい声も大好き。
「おっぱいおいしい?」「上手に飲めたね」 とたくさん語りかけましょう。
「おむつを替えて、さっぱりしようね」「おふろに入ろうね」と
これからするお世話を口に出してみるのもおすすめです。
赤ちゃんと触れ合ううちに、自然を親子の信頼感が生まれます。
このころの赤ちゃんは、皮膚の刺激に敏感で、やさしく触られたりすると、
心地よさを感じています。
ほわほわした赤ちゃんの顔を触れたり、抱っこをしたりすることで十分愛情が伝わります。
また、優しく話しかけながら、指でやさしくリズミカルにあちこちタッチしてあげることで、
親子の信頼度も自然に育っていきます。注意としては、つめで肌を傷つけないようにしてね。
目と目を合わせて、赤ちゃんをよ~く見て下さい。これが、親子関係のスタートになります。
どこを見ても愛くるしく、ずっと眺めていたくなる赤ちゃん。
子どもをよ~く見ることは今後も大切なことです。
体のほんの少しの変化にも、気づくでしょう。
耳は、生後すぐでもよく聞こえます。
ゆっくりと優しく話しかけてもらうことが大好きなので、
ママ・パパの自然に出てくる高めの声で話しかけましょう。
横抱きでやさしく腕の力を抜いて抱っこ。包まれるようにやさしく抱っこされると、
赤ちゃんは、心地よさや安心を皮膚を通じて体全体で感じます。
静かにゆっくり揺れながら、その心地よさの中で、やさしい歌や静かな音楽を、
耳にすることはほどよい刺激になります。
抱っこに慣れないうちは、緊張するかもしれませんが、腕の力を抜いて
赤ちゃんを揺らすというよりも、自分が左右にゆっくり揺れる感じで、
包み込むように抱っこを。
心地よさを感じて赤ちゃんの気持ちも落ち着きます。
歌はママ・パパの声でも良いです。
このころは、激しい歌や曲より、やさしい音色が好きで受け入れやすいころ。
赤ちゃん向けでなくても、ママ・パパが好きな歌でも大丈夫です。
ママ・パパの笑顔を見せるだけでも赤ちゃんにとっては、
この先ずっと、愛されている実感や、安心感を与えます。
やさしい顔から感じとり生きるエネルギーになるはず。笑顔をいっぱい見せてあげましょう。
毎日忙しいパパも、朝の出勤前にいっぱいスキンシップをしてね。
やさしく顔や体に触れなでなでして、「行ってきます」と声をかけてあげましょう。
ママ・パパが仰向けに寝て、おなかに顔を横向きにして乗せてみて。
おなかの上に赤ちゃんを寝かせるように抱っこ。
首がすわっていないこの時期なので、顔を横向きに寝かせてあげましょう。
体が密着することで赤ちゃんが安心感を感じるとともに、
自分のおなかの上にいる赤ちゃんへの愛おしさが感じられます。
親子の絆を感じるこのスキンシップは、ママはもちろん、
実感がわきにくいパパにもおすすめな遊びです。