妊娠中の運動はウォーキングがおすすめ!お産に向けて体力を!

産前

運動不足になりがちな妊娠中、ウォーキングは妊婦さんにとって無理なくできる運動です。
ウォーキングや散歩をすることでどんな効果が得られるのか、具体的な妊娠中のウォーキングの
方法(時間・頻度・服装など)を紹介します。

ウォーキングをするときのポイント

・妊娠中は皮膚も敏感の為、対策を
低刺激の日焼け止めや帽子で紫外線対策をする。

・水分は多めにとる
ウォーキングの前後で必ず水分補給をすること。

・頑張った記録をつける
歩数計アプリで記録をつけると頑張って続ける事ができますよ。

妊娠中のウォーキングは妊娠12週頃から始めるのがおすすめ

妊娠中のウォーキングは健康に問題がない場合はしてもOKです。
とはいえ、まずは始める前に主治医のチェックを受けて下さい。
体重変化が気になってきたら、まずは軽いウォーキングから始めてみましょう。

妊娠初期はつわりや倦怠感に悩まされる妊婦さんも多いので、一般的に合併症がなく、
流産早産の恐れがない場合、妊娠12週ごろから始めるのが良いでしょう。

妊娠中は、赤ちゃんがお腹の中で成長し、それに伴い体のバランスが変化していきます。
毎日コツコツと軽い運動を続けることが肝心です。

ウォーキングは、臨月になっても行う事が出来ます。
臨月にいきなり始めるのはなく、妊娠中に少しずつ習慣づけをしておくと良いでしょう。

もしものために携帯電話、健康保険証、母子手帳、診察カードなどを携帯するようにしましょう。

■ウォーキングのメリット
ウォーキングは道具やユニフォームなどが必要なく、いつからでも始められます。
ジムに通うのと違って、空いた時間に自分のペースでできる面も。
いままで運動の習慣がなかったり苦手だったりした方でも比較的始めやすいでしょう。
また、外の空気を吸う事で、いい気分転換にもなります。

運動中の心拍数が140を超える状態になる場合には、運動中や運動後も医師がチェックができる環境にする必要があります。強めの運動をしたい時には自己判断は厳禁です。

■持ち物
・水かお茶が入った水筒
・汗拭き用のタオル
・母子手帳・健康保険証・病院の診察券
・スマートフォン
・お財布
・クッション性のある疲れにくい靴

■歩き方のコツ
ウォーキングの時間は、それまであまり運動をしてこなかった方ならば15分間から始めましょう。
慣れて来たら朝30分、夕方30分の1時間できると理想的です。

速度は普通の歩行速度より遅めの速度にします。
毎日が理想ですが無理はせず、30分を週に3~4回でも十分です。
買い物などをしながらダラダラ歩くのではなく、正しい姿勢で止まらずに歩くのが理想です。
体調に違和感があるときは、すぐお休みをするか、場合によって帰りはタクシーを使う事も必要です。

■お産に向けての体力作り
妊婦さんがお産にかかる時間は、初産は平均12~15時間、経産婦は5~8時間といわれています。
これは本格的な陣痛がはじまってから出産までの時間で、もちろん個人差があります。

長いお産を安全にのりきるためには、妊娠期間中から体力をつけておくことが大切です。
妊娠中におすすめの運動はウォーキングです。
ウォーキングの前後はしっかり水分をとるようにしましょう。
妊娠中はからだが疲れやすいので、くれぐれも無理はしないようにして下さい。