悩みを解消!かかりつけ医を決める(選ぶ)ポイント

産前

赤ちゃんは病気でなくても、定期健診や予防接種などで病院に行く機会が多いものです。
赤ちゃんの様子が「なんか変?」「いつもと違う・・」と感じたときの為に、
いつでも安心して診てもらえるかかりつけ医を決めておきましょう。

慣れない子育てに不安がいっぱいの新米ママ&パパにとっては、いつでも相談できる先生がいると
安心ですね。

小さいころから受診しているかかりつけ医があれば、カルテで過去の病歴を把握してくれているので
熱が出やすい」「おなかが弱い」など、赤ちゃんの体質を考慮しながら診断してもらえます。
余分な検査をしなくて済むこともあるでしょう。

かかりつけ医を選ぶポイントとして、まずは自宅から近いところを選びましょう。
徒歩や自転車で行けるところ、車ならば30分以内で駐車スペースがあるところを選ぶようにしましょう。

■小児科医は子どもの体のプロフェッショナル
子どもは医学的に見ると“小さな大人”ではありません。
成長過程の子どもならではの体の特徴があり、子どもがなりやすい病気も存在します。
大人のように自分で判断して、内科や耳鼻科など専門医を選べるわけではないので、
まずはアレルギー、感染症、消化器疾患などあらゆる分野において子どもの症例に詳しい小児科医に診てもらうほうがいいでしょう。
小児科医は赤ちゃんの全身を総合的にみて診断を下し、適切な治療や投薬を行います。
そして、もっと高度な検査や医療設備が必要な場合は大学病院などの大きい病院を紹介してくれます。

■小児科以外の診療科も決めておくと安心
部位によっては、小児科よりも専門の診療科を受診したほうが的確な診断を受けられることもあります。耳鼻科、皮膚科、アレルギー科など、赤ちゃんがよくかかる診療科にもかかりつけ医がいると心強いものです。

総合病院より近くの小児科がおすすめ
大きな総合病院にも小児科はあります。
総合病院のほうがいろいろな専門医がいて安心と思うママもいるかもしれませんが、
大きな病院は曜日や時間帯ごとに違う医師が外来診療を行っています。
そのため、いつも同じ小児科医に診てもらい、かかりつけ医と呼べるような継続的な関係を築くことは難しいようです。
赤ちゃんに何か特別な心配事がある場合などを除いて、遠くの総合病院よりは、近くの小児科医のほうがよいでしょう。

■セカンドオピニオンも重要
かかりつけ医を選ぶ上で大切なのが、セカンドオピニオン制度。
ほかの病院の診断や治療を受けたいときに、これまでの検査や画像診断などの診療情報を、新しい病院に提供する制度のことです。
セカンドオピニオンを求めたときに快く応じてくれるかかりつけ医であれば、さらに心強い存在になります。

■ママ・パパの話をしっかり聞いて答えてくれる
赤ちゃんの病気には不安がつきません。
初歩的な質問にもていねいに答えてくれて、治療方法や薬の効果についても説明があれば、ママ・パパも安心ですね。

■必要と判断した場合はほかの病院を紹介してくれる
ときには、かかりつけ医は紹介状を書いて転院を促します。
これは専門の受が必要と判断し、専門的な検査や治療を受けられるへ行くことで、病気に迅速に対応するためです。

■ママ友の評判がいい
地域の口コミや、ママ友の口コミは信用が高い情報です。
ただ、最終的には自分で会ってみて判断しましょう。

■医師や看護師との相性がいい
どんなに名医と評判でも、ママ・パパや赤ちゃんと相性が悪ければ×です。
診察がていねいで、説明がわかりやすく、ママ、パパの話を親身になって聞いてくれて、質問に的確に答えてくれると安心ですね。また、赤ちゃんや子供への接し方も注目すべきポイントです。
処方する薬について効き目や注意点なども説明してくれたり、家庭内での看護の仕方についてきちんと教えてくれるような病院を選びましょう。

■最終的には受診して決めましょう
気になる小児科を見つけたら、軽い風邪や予防接種のときなど2,3回通ってみて、治療方針や病院の雰囲気を確かめるとよいでしょう。
いくつかの病院に行って比べてみると、「コミュニケーションがとりやすい」「診察がていねい」「赤ちゃんがリラックスしていた」など、小児科医や病院の違いがわかるようになり、自分たちに合った、より良いかかりつけ医を見つけることができそうです。