赤ちゃんのツメ切りについて

産後

産まれてきた赤ちゃんのお世話。沐浴したり、おむつを変えたり。
大変だけど、感動もひとしお。

そんな中、加減がいまいちわかりにくいお世話がツメ切りです。
いつから切ればいいのか?どのくらい切ればいいのか?

今回は、赤ちゃんのツメ切りについて深掘りしていきたいと思います。

つめ切りは、いつから始めるの?

赤ちゃんの爪は、ママのおなかの中にいる時から少しずつ伸びています。
そのため、生まれた時に、すでに爪が伸びている赤ちゃんもいます。

赤ちゃんは新陳代謝が活発なため、爪が伸びる速度も早めです。
手足の指先を横から見てチェックし、爪の先端が指よりも少し出ているようなら
ツメ切りをしてあげましょう。

大人用のツメ切りを使うのはNG

赤ちゃんの爪は柔らかく、大人用のツメ切りだと割れてしまったり、思ったよりも
深く切ってしまう事があり、深爪になってしまったり、時には指先から
出血してしまう事もあります。

大人用で代用せずに、赤ちゃん用のツメ切りでお手入れしてあげてください。

もしも、指先から出血してしまったら

誤って肌を傷つけてしまったら、まずは止血する必要があります。
少量の出血なら、ティッシュやガーゼで数分押さえて圧迫すれば、血は止まります。
絆創膏は、赤ちゃんが誤飲する恐れがあるので、使用しません。

血が止まらない場合や出血の範囲が広い場合は、すぐに病院を受診しましょう。
また、数日様子を見て、膿んだり腫れたりした場合も病院へ行きましょう。

消毒液などを塗ると、赤ちゃんが舐めてしまう可能性があります。
自己判断で薬や消毒液は使わず、医師の指示を仰ぎましょう。

ツメ切りの必要性

ツメ切りをしないと、当然、爪は伸びていきます。
赤ちゃんの爪は大人よりも柔らかく、衣服をはじめとした布製品に引っかかってしまいます。
引っかかるだけならまだいいのですが、引っかかりを自力で外す事ができず
気が付いたら爪が剥がれてしまっていたなんて事も。

また、自分の手で顔をひっかいてしまう事もあります。
折角のかわいいお顔にキズが・・・とならないように、ツメ切りをしてあげましょう。

どうやって切る?

手の爪の切り方

まずは赤ちゃんを膝に乗せて、うしろから抱きかかえます。
次に爪を切る指をつまんで固定します。

爪を切る順番は、大人の利き手側から切ります。
例えば、パパが右利きならば、膝にのせている赤ちゃんの右手小指・薬指・・・左手小指の順で
切っていくと作業しやすいです。

指に対して、爪の両端から切ります。
一気に切らず、少しずつ切り、最後に中心部を切るようにしてください。

足のツメの切り方

まずは赤ちゃんを膝に乗せて、うしろから抱きかかえます。
赤ちゃんの足を、片手で軽く持ち上げます。

爪を切る指1本を、つまんで固定します。
白い部分を1~2mm残して、爪先を横にまっすぐ切ります。

手のツメとは違い、足のツメは丸く切ってしまうと、伸びた爪が皮膚に食い込み
巻き爪になることがあるので注意してください。

ここがポイント! つめ切りのコツ

★赤ちゃんの就寝中や授乳中を狙って切る。
 但し、赤ちゃんが突然動く事もあるので、注意してください。

★深爪にならないように注意する。

★手指の爪は端から真ん中の順で切る。

★切りすぎると、巻き爪になってしまうことがあるので、注意する。

★お風呂あがりは、爪が柔らかくなっているので、深爪しやすい。
 風呂上りのツメ切りは避けた方がよいです。

切る?削る?

ベビー用のつめ切りは、ハサミタイプ、テコタイプ、やすりタイプが主流となっています。
新生児から乳児期に関しては、ハサミタイプがおすすめです。

テコタイプは、使用できる年齢が少し高めに設定されています。
但し、下の画像のように、深爪防止のガイドが付いているモデルもあります。

電動タイプは、切るというより削るタイプ。
思っているよりも削れる事があるので、最初は弱めのモードで試してみる事をおすすめします。

今回のご案内は以上になります。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

新米パパママにとって、最初のツメ切りは勇気がいるかもしれませんが、頑張ってくださいね。