体:縦抱きしても首がぐらぐらしなくなります。
首がかなりしっかりしてきて、縦抱きをしてもほとんどぐらつかなくなります。
体を両手で支えて、上半身を持ち上げうつ伏せで遊ぶ事を好む赤ちゃんもいます。
中にはうつ伏せが嫌いな赤ちゃんもいますので、無理にはさせないようにしましょう。
目が以前よりはっきり見えるようになり、うつぶせにすると周りをきょろきょろと
見まわしたりするようになります。
頭を起こして周囲を見回す事で、立体感や遠近感がわかるようになります。
SIDS(乳幼児突然死症候群)について
1歳未満(とくに生後2ヶ月から4ヶ月頃)の赤ちゃんに多く見られるSIDS。
それまで健康だった赤ちゃん突然死亡に至り、死亡した時の状況や原因が特定できない症候群です。
そのメカニズムは、現代医学でも解明されていませんが、リスクとして予想される事があります。
・うつ伏せのまま寝かせない
・できるだけ母乳で育てる
・赤ちゃんの周りの人が禁煙をする
・赤ちゃんを1人で寝かせない
うつ伏せのまま眠ってしまうと、布団に顔をつけた状態となりますので、
場合によっては窒息の恐れもある為です。
回避するためには、基本的にうつ伏せのまま寝かせない事と、赤ちゃんを1人で寝かせない事です。
体:昼と夜の区別がつくようになり、睡眠のリズムが整ってきます
昼と夜の区別がつき始め、昼間は起きていて、夜にしっかり寝るというリズムがついてきます。
1日中寝ているイメージの赤ちゃんでしたが、昼寝が1日2回から3回にまとまってきます。
起床時間や就寝時間を可能な限り一定にして、早寝早起きを心がけると、
生活のリズムが整いやすくなります。
また、中にはうつぶせになるのが嫌いで寝返りをなかなかしない赤ちゃんもいます。
寝返りは赤ちゃんの機嫌や好みもありますので、寝返りができるかどうかは発達の目安になりません。
体:ものを掴んだり、指しゃぶりをはじめます
手と目との動きが連動するようになります。
掴んだものを口に持っていき、なめて確認するようになります。
このころから指しゃぶりも始まります。
これは赤ちゃんの遊びの一種で、なめて物の感触をを確かめているので
無理にやめさせる必要はありません。
心:感情を体全体で表すようになります
赤ちゃんをあやすと笑うだけでなく、手足をバタバタさせてみたり、嫌な事や気に入らない事があると
体をぐーっと反って泣いてみたり、体全体で感情を表現するようになります。
赤ちゃん言葉(喃語)の種類も増えてきますので、今まで聞いたことのない声を出す事もあります。
機嫌のよいときは声を出してみたり、周囲をきょろきょろ眺めたりして1人で遊んでいる事もあります。
心:大人の食事に興味を示す赤ちゃんもいます
授乳回数は、ミルクの場合は1日4回から6回ほどで、母乳の赤ちゃんはもう少し回数が多い
傾向にあります。
よだれの量が増えてきて、大人が食事をしている様子をじーっと見たり、口をもぐもぐ動かしてみたりなど食事に興味を示す赤ちゃんもいます。
離乳食は一般的に5ヶ月頃からとなっているので、離乳食の準備(ベビー用食器やレシピなど)を
開始してみても良いかもしれません。