体:首がすわり、昼間まとまって眠るように
ほとんどの赤ちゃんが首がすわるようになり、うつぶせで上半身をしっかりとおこしたり、うつぶせのまま両手を使って遊べるようになります。
まだ1日の半分以上は寝ていますが、昼寝が午前と午後の各1回にまとまってくる赤ちゃんもいます。
首がすわると寝返りを始める赤ちゃんが出てきますが、中にはしたがらない子もいます。
また、寝返りを始めたばかりのころは、一方向にしかできなかったり、腕が抜けなくて泣いてしまうこともあるので、近くで見守ってください。
寝返りをはじめる時期という事で、ベッドやソファから転落してしまったり、
クッションやベッドガードに挟まれて窒息してしまうなどの事故も予想されますので、安全対策は万全にしましょう。
寝返りとは・・・
首がすわり、上半身がしっかりしてくると、腰をひねって寝返りをするようになります。
大人の寝返りは上半身から回転しますが、赤ちゃんは最初に腰をひねり、下半身から回転させます。
左右どちらにも寝返りができ、あお向けからうつぶせ、うつぶせからあお向けに回転できるようになると、寝返りをマスターしたといえます。
また、中にはうつぶせになるのが嫌いで寝返りをなかなかしない赤ちゃんもいます。
寝返りは赤ちゃんの機嫌や好みもありますので、寝返りができるかどうかは発達の目安になりません。
体:離乳食が始められるようになります
消化器官の機能が整ってきて、離乳食を始められる時期です。
よだれがたくさん出る、大人が食事をしているとじっと見る、口をもぐもぐ動かすなどの様子が見られたら、離乳食を開始できます。
授乳時間の1回を離乳食にあて、ドロドロでペースト状のものを与えましよう。
心:人の顔を認識するようになり、人見知りや夜泣きがはじまります
記憶力がついてきて、人の顔を少しずつ区別できるようになるため、
家族と家族以外の人がわかるようになります。
特にママを特別な存在として認識するようになり、
知らない人に会うと不安がって泣く人見知りが始まります。
また、夜まとめて眠るようになると、睡眠に浅い・深いのリズムができてきます。
眠りが浅いときに目覚めて泣くことも。
これを夜泣きといいます。
興味のあるものに手を伸ばしたり、自分が欲しいと思うおもちやで遊ぶように
距離感がつかめるようになり、欲しいおもちゃに手を伸ばして遊べるようになります。
うつぶせで手を伸ばしたり、寝返りで移動しながら、手にしたおもちゃをわしづかみにして振ったり、ロにくわえたりと、自分から物にアクションする事で、まわりの世界を理解していこうとします。