周りのものに、ますます興味が出てくる時期。
聞こえた声や音を目で見ようと頭を動かします。
抱っこの仕方を時々変えて、「たて抱っこ」をしてあげると、
赤ちゃんも周りが良く見えて、喜ぶでしょう。
手遊び歌もお勧めです。歌を歌いながら赤ちゃんの手足を動かしてみたり、
おもちゃを目の前で動かしてあげたりして遊びの中で、目や手足の運動にもつながります。
「ア~」「ウ~」と赤ちゃんが声を出したら、何かを話しかけているので、
ママも返事をして、赤ちゃんとの「会話」を楽しみましょう。
ママが、寝転んでいる赤ちゃんの足を持って、
やさしく・リズミカルにゆっくりと足や手を前後に動かします。
目を見て「あんよをおいっちに」などと声をかけながらしましょう。体も心もほぐれます。
この時、激しく動かすのはダメです。 ゆっくりとリズミカルに動かしてあげましょう。
赤ちゃんがいい表情をしていれば楽しい証拠です。
この遊びは、全身の感覚を刺激するとともに、リラックス運動にもなり、
新陳代謝を高める効果もあります。
日中に体を動かす遊びをすると、心地よい睡眠にもつながります。
赤ちゃんの足の裏をママが押すようにすると、自分の足のことを確認できます。
また、強くけるのを手で受け止めてあげてもコミュニケーションになります。
もうひとつ、足を持って左右の脚が、交互に上にくるような感じで、
ゆっくりと交差させる運動も良いでしょう。
最初のうちは、湯船の中で水面を手のひらでちゃぷちゃぷと叩いてみましょう。
お湯が少しはねたり、動いたりする様子が楽しいです。
大人と一緒におふろに入るようになったら、おふろが好きになるように、
水を嫌がらないように、楽しいおふろタイムにしましょう。
気持ちをゆったりとして親子のコミュニケーションを楽しみましょう。
赤ちゃん向けの、童謡や手遊びの歌は、リズムや歌詞がシンプルなので、
赤ちゃんの耳に心地よく入ります。
手を取って一緒に手遊びの振り付けをしましょう。
音楽に合わせ、ゆっくり揺らしたり体に触れるのも喜びます。
また、赤ちゃんの目を優しく見つめながら遊ぶ事で、親子の関係も深まっていきますよ。
ママは、ほとんどの人が今まで赤ちゃんと遊ぶ機会が無かったはずです。
赤ちゃんとの遊び方を知らなくても当然なので、児童館や子育て支援センターなどで
開いている親子教室に積極的に参加して、手遊びや親子遊びを学びましょう。
参加しているママと情報交換も出来るのでぜひ参加してみましょう。
「いないいないばぁ」は、この頃から長く遊べる遊びです。
「ばぁ!」とした時に大好きなママやパパの顔が見える事は大きな喜びです。
この遊びは信頼を発見する遊びです。
「ばぁ!」のあと目が合ったら話しかけてあげるとコミュニケーションにもなります。
たまに「ばぁ!」までを少し時間をあけたり、声や表情に変化をつけるとより楽しくなります。
まだ言葉にならない「あ~う~」(喃語)の声にママやパパが、
マネをして「あ~う~」と返事をしたり、「なぁに?」と応えてあげましょう。
ママやパパの反応がコミュニケーション力の芽になります。
自分の行動に反応してもらえる事は、赤ちゃんはとてもうれしく感じるそうです。
それは、コミュニケーションをとりたいという意欲につながります。心を育んであげましょう。